ゆめをみたいの。
[3*安元洋貴お母さん](1/11)
気づけば新年が明けていた。
31日から3日まで実家で過ごし帰省していた。
大晦日、久々の実家でのんびりして紅白見てうとうとしてたら、杉田、中村、安元から電話がかかってきた。
「………はい、もしもし」
中村「やべー、出たよ、こいつ」
「かけて来たのになんだその言い草は」
こちらと紅白見て関ジャニ見るまでは寝てたまるかと頑張ってたのに。
「おい、代われ」と安元くんの声が聞こえて説明してくれた。
どうやら杉田くんと一緒にラジオか何かを配信してるらしい。
今日は完全に仕事オフモードだったからTwitterを開いてなかったから分からなかった。
わたしの声も配信されてるのかと聞いたらそれは聞こえてはないらしい。
そりゃ、そうだ。声が聞こえてしまったらきっと事務所からギャラが出てしまう。
中村「おまえいまなにしてんの?」
「実家なうだよ、紅白なう」
中村「へー」
「そちらと実家帰んないの?」
杉田「帰んない、帰れなくなりました」
中村「俺も今年は帰んない」
安元「俺は明日」
さすが声優。もう普通に声聞こえるわ。
電話をしながら母のスマホを借りてTwitterを覗くとわたしの名前がホットワードになっていた。
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