地味女と三波くん


変化(1/10)








翌日。












9時からバイトの為、7時に起きて準備をする。








1番時間がかかるのは化粧だ。







もともと目立つ顔立ちをしている為、それを目立たなくする作業は必要不可欠。











準備が終わると軽く朝食を食べて、昨日の夕飯の余り物をお弁当箱に詰めようと、キッチンに立つが、昨日マグロのたたき丼を食べたことを思い出し、お弁当に出来ないと気づいた。



であれば、新しいものを作る時間もないし、今日は外食にしよう。












外食は月に1度だけしている。


自分へのご褒美だ。



















バイト先に到着し、更衣室で着替えを済ます。











ここの更衣室のロッカーはかなり狭い。




縦に細長いのだ。




中に置けるのは制服一式のみ。


冬になると厚手のコートを入れるのに一苦労だ。


















出勤を済ませると、自分の席に座り、勤務開始。














私の仕事は主に保険の質問に答えることだが、最近は営業の電話をするようになった。







営業は順調で9割方契約にありつく為に、上司に一目置かれている。



つまり、自分で言うのもなんだけど、口が上手いてことだ。












- 17 -
back next

bookmark

/331 n


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?


top