いつでも君を待っていた
[約束](1/5)
「希美、なんで、私と居てくれるの?」


「え?」


ある日、唐突に聞いてきた


「希美だって、いついじめられるかわからないんだよ?」


うん、それは考えなくても分かる


「なのに何で、助けてくれるの?」


…そう言えば


「何で、だろう?」


そんなの


考えたことなかった



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