lovest-愛してるの最上級-

[迫りくるのは time limit](1/6)



結局夕方になるまで喋ったり話を聞いたり三人で過ごした。

そのあと、年越しにお邪魔するのは悪いと言った佳奈を家まで送って今に至る。


時刻は18時



さて、今からどうするか




「どうする?」



私の心を読んだようなタイミングで翔太が言った。



「どうしよっかぁ…」



今年が終わるまであと6時間

両親達は今夜は帰ってこないし…



「ふぁ…」



考えていたらあくびが出た。



「シャワー浴びてちょっと寝るか」

「私平気だよ?」

「今日遅えし、明日早えし寝ようぜ」



翔太があくびをする私に気を遣ってるのはばればれで…



「第一、咲優寝なかったら年越しまで起きてられねえじゃん?」

「う゛…」



そう、今まで生きてきた十数年

お昼寝をしないで日付が変わるまで起きていられた試しなんてない。



「…じゃあお言葉に甘えて…」



仮眠だし、年越し起きてられないよりましだよね!







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