オカマ課長と私。 オカマ課長と出張。



じーっ。







「…ナターシャさん」



「いいんじゃないの。
狆くしゃにしては早かったわね」



「ありがとうございます」










ナターシャさんのOKが出た。







あとは日を決めて
問い合わせして実行するだけだ。










「あとはそれに目を通してて頂きます。
ご不満な点や不明な点があったらどうぞ」



「そうねぇ…」










紙に落としていた視線が
突然こっちに向いた。







そしてナターシャさんは口を開く。










「あんたのその顔気に入らない」



「と言いましても
産まれた頃からこの顔です」



「違うわ。そうじゃない」










力強く顎を掴まれて
距離がかなり近くなり睨まれた。








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