ラノベの書き方

[プロットを作る前に](1/2)作品の見せ場として試練を用意すると思いますが、場合によっては読者が冷める原因にもなります。



これはケータイ小説にも当てはまる事です。
作者はよく注意をしてください。

★お邪魔キャラこそしっかりキャラ設定を!
どういう事情で主人公を追い詰めるのか、弱みはもちろんどんな環境で育ってきたか、仕事や勉強への意欲等かなり細かく設定しないと駄目です。
邪魔キャラが職場の場合、仕事が忙しいのに『主人公が作った書類を捨てる』『主人公に仕事を与えない』等する場合、明らかに仕事はどうでもいいと言う人物です。
仕事を与えすぎる場合も主人公が出来なかった場合の事を考えないのは仕事はどうでもいいと考える人。
仕事人間ならば主人公が喋りにくい雰囲気を作り、過剰な残業を与え、主人公歓迎パーティーの時にこそ主人公に残業を与える等、仕事に支障が出ないようにしようとします。
後、ただの仕事を教えるだけの上司で、その上司の上にもまた上司が居る場合、主人公がしたミスも上司が怒られる事になります。
一番上の上司も主人公を虐めている場合を除きますが、逆に一番上の上司も主人公を虐めているとわかりやすいシチュエーションが必要です。

★主人公は邪魔を好き(恋愛以外も含む)だけど邪魔キャラは主人公を嫌いな場合
ここはかなり注意してください!
例えば邪魔キャラの父親が主人公を邪魔キャラ以上に溺愛するから主人公を嫌っている場合、邪魔キャラは主人公が父親に嫌われるように動くのが普通。
ただ虐めるだけでは理由が生かされません。
こんな感じで理由と行動がきちんと結びついているかが重要です!

★試練の前と試練の後の主人公は何も変わっていないなんて事ありませんか?
普通、試練は主人公を成長させるためにあるものです。
なのに主人公が全く変わっていないなんて事がありませんか?
これは主人公が学習していない証拠。
ラノベをよく読む人の場合、主人公が学習しないとすぐに醒めてしまいますよ。
ただひたすら虐められて悲劇のヒロインを演じているだけのラノベは特に作者が自己投影している作品によく見受けられます。
現実に戻ってきてください。
ただの自己満足作品ならばいいのですが、その場合コメントが少ない、読者が少ない事は諦めてください。
試練もただ与えるだけでは駄目です。
特に虐めなんかで学習しない場合イライラする確率は高くなります。

★主人公を好きだと嘘を言っている邪魔キャラが居る場合
邪魔キャラがフラグなしで主人公を好きになっているケースがあります。
お願いですからきっかけを作りましょう。
後、邪魔キャラの行動もよく考えて行動させないと、本当に好きになっていると読者が勘違いをするケースもあります。


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