全て実話の恐怖体験談。
[いる女](1/1)

これは私の知り合いが体験した話です。

(本人目線で書きます)







これは私が今の家に引っ越してきた数ヶ月前から続いている出来事です。





私は元々霊感があり結構頻繁にその姿を見てました


怖い霊もいればなんにも感じない霊もいて
昔から見えていたので慣れてはいました。




そんな私は数ヶ月前一人暮らしを始めるためにアパートを借りました。




借りたばかりの頃は霊の存在も感じず家賃も安いし駅も近い


(いい場所をゲットできたな〜)

なんて思ってました。


でも一人暮らしを始めて一ヶ月が経った頃
夜になると視線を感じ家の中がすごく寒くなり始めるのです


私は「あっこれはいるな・・」
そう感じました



でも存在は感じるものの不思議と姿が見えないのです。

私はいつも存在を感じると必ず姿を見てたので逆に見えない。ということが恐怖でした。





そんなある日私は夜中に寒気がして目覚めました



毛布に包まり再び寝ようとしても中々寝付けなくて私は起き上がりました




その時ベランダから視線を感じたのです



(ん??)


カーテンを閉めていて外が見えないので私は様子を見るためにカーテンを開けました











あけた瞬間私は悲鳴をあげました








そこにいたのは血だらけで目を見開き私のことをじっと睨んでる女でした

身長はやけに大きく私の事を見下ろしているのです





私は何故か直感的に



(あっここを開けたら殺される)


そう思いました。






恐怖のあまりカーテンを閉めることも出来ず
再び布団に入り目を閉じてじっと朝になるのを待ちました


今まで霊はたくさん見てきましたが
ここまで恐怖を感じる霊に出会ったには初めてです




朝になり恐る恐るベランダを見るとそこに女の姿はありませんでした






ですがその日以来 女は頻繁に現れるのです




姿を見るわけではありませんがカーテン越しにあの日と同じ視線と恐怖を感じます




あの女が何故来るのか、なぜ睨んでいるのか
私にはわかりません

引っ越したほうがいいのかもしれませんがそんな余裕もなく・・




私は今もそのアパートに住んでいます。





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