全て実話の恐怖体験談。
[マンホール](1/1)


これは兄が経験した話です。




(兄目線で書きます。)


















5年ほど前


僕は田舎から出て父親が住む都会でバイトをしながら暮らしてた。






でも田舎に比べやはり都会は家賃が高い..





僕はもう一つアルバイトを増やしたくて必死にいいバイトがないか探した。





そんな時父親から電話がかかってきて一緒に仕事しないか?っと言ってきた。





仕事内容はマンホール内での仕事。











日給は良いし、何より父親もいるなら知らない場所でバイトするよりいいだろうと思いすぐにokした。














そして翌日。













僕はバイトの為にマンホール内に入って父親と仕事について話してた。







そのとき僕はものすごく嫌な予感がしてた。



なんとも言えない気持ち。
ただ胸騒ぎが止まらず気分が悪かった。






元々霊感の強い自分は結構頻繁に霊を見てた。











だからここにもいるんだな...と感じてた。





でもバイトだし出るなんて出来ない。











僕はとりあえず我慢しこの日の仕事を無事終え




翌日もそのまた翌日も仕事をこなした。













こんな生活を一週間程続けた日











ついに僕はマンホール内で霊を見たのだ。











その霊はマンホール内を徘徊している感じで
ふらふらと歩いてた。







しかも一人ではなく数人。











気味が悪かったけど僕はずっとスルーしてた。

ただ見ちゃいけない見ちゃいけない。と本能的にそう思った。
















しかしその翌日













僕が父親と仕事仲間3人と同じ場所で仕事の作業をしていると


僕の目の前にその霊が現れた。





















(やばいやばいやばいやばいやばい)
















僕はそう思い逃げようとしたが立ったまま何故か体が動かない。













父親達はそれぞれの仕事に夢中で固まってる僕に全く気がつかない



















霊は僕の目をじっと睨んだまま立ち尽くしてた


















(やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい)





















僕が心の中でそう思ってるとその霊がいきなり僕の体をすり抜けた。


















その瞬間僕は痙攣をおこし倒れ




そのまま病院に運ばれた。


















それ以来僕の足は自由に動かなくなりました。














病院で調べても原因不明。















5年経った今でもリハビリを続けてます。












常に足を引きずって歩くしかありません。

足だけじゃなく手も頻繁に動かなくなり何度もリハビリを重ねる毎日です。

















僕の場合は偶然霊に狙われただけかもしれません。

でもみなさん



肝試しなんてやめてください。















これ程危険な霊もいるってことです。














僕は現在結婚し、子供もいますが




子供と一緒にサッカーをしてあげたり
追いかけっこをしてあげることも出来ません。















みなさんも気をつけてください。





今当たり前に出来てる事がある日霊によって奪われるかもしれません

























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