全て実話の恐怖体験談。
[不思議な力](1/1)

これは私が17才くらいの時の出来事です。





私はその日彼氏の家でゆったりDVDを見たりしていました。




夕食も一緒に食べたりして私は9時頃に彼の家を出ました。






普段から近場には自転車移動してた私はこの日も自転車。

寒いしさっさと帰ろうと自転車に乗っていると












『ちょっと待って。』












私は1人のおじさんに呼び止められました。



道でも聞きたいのかと思って自転車を止めるとおじさんは












『あと3分。あと3分。あと3分。あと3分。あと3分。あと3分。あと3分...』









私にずっと言い続けるのです。









さすがに気味が悪くなり私はすみません。と一言だけ言い再び自転車を漕ぎました。










(一体なんなんだ...)










そんなことを考えているといきなり違う自転車に乗った人が猛スピードで私の方に向かって来て










ガッシャーーーーーーーーン








とぶつかってきたのです。










私はそのまま横に倒れ足を怪我しました。








それは丁度おじさんと会った3分後くらいの出来事だったんです。





私はもしかしてあのおじさんは気をつけなさい。と忠告するつもりで言ったんじゃないか..?と思いました。




それを両親に話したら





そのおじさんはお前にしか見えなかったんじゃない?


と言われました。






私はそうなのかなぁ...とずっと気になってはいましたが

やはり時間が経てば忘れるもの。





でも私はまたあのおじさんに会うことになったのです。





これは私が初めておじさんを見たときから1年以上後のことです。








私はバイトの面接をして三日後に連絡すると言われてました。


正直受かるかどうか不安でした。





面接をした翌日





姉と2人でコンビニへ行きました。


その時コンビニの前にあの時のあの服装のままおじさんが立っていました。



なにも変わってなかったのです。






髪型も服装も全て。






私はすぐにあの時のおじさんだと気づきました。








姉に 
『ねぇあっちみておじさんいるよね?』
と私は聞きました。






でも姉は


『え?いないよ、どこ?』っとどうやら見えていないようでした。









私はその時多少の恐怖を感じましたがおじさんの前を通らなきゃコンビニには入れない為

そのまま知らんぷりして通りました。




そしたらおじさんは前と同じく何かつぶやいているのです。







私が ん?と思い聞いてると













『大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。』








おじさんはずっと言い続けてるのです。










(なにがだろう..)









私がそう思ってると私の携帯が鳴りました。





相手は面接先の人。









面接受かりました。という報告でした。









私は翌日からバイトへ来てほしいと伝えられ電話を切ると


もうそこにおじさんの姿はありませんでした。













私はもしかしたらそのおじさんが言ってた大丈夫。とはバイトのことだったのではないかと思っています。










怖いと言うより不思議な体験ですけど
今後もそのおじさんに会うことはあるのか..






私はそれが良い霊であると信じています。


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