デスマッチゲーム
[7章:索敵](1/7)
「三佐、前方150に敵6です」
「了解…………半分を任せる」
「了解!」
ふたりは姿勢を低くしてゾンビに迫る。
《ガァ?》
「はぁぁ!!」
麻生は首を貫くと横に居たゾンビを突き殺した。
《ガァァァ!》
もう一体のゾンビが気づいて走ってくる。
「ふっ!!」
麻生は向かってきたゾンビの膝を切り裂き倒れてきた所を後ろに投げナイフで頭を突き刺した。
「………………流石だな」
伊藤がそう言って麻生に歩いていく。
麻生はナイフを抜いて立ち上がる。
「いえ、三佐程ではありません」
「さすが、女でレンジャー訓練させろと言うバカだけの事はある」
「バカは余計です」
ふたりは小屋の中へ入った。
そしてその中を物色する。
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