好きですしろくん
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花火が綺麗すぎて
しろくんと見れるのが嬉しすぎて
...帰りたくなくて
いつもは帰りの電車が混むから
終わり頃になったら
帰り道に歩き始めるんだけど、
今日は最後まで見ちゃったな。
一分一秒が惜しい。
しろ「おし。帰ろっか〜〜」
もも「うん!帰ろっか。」
しろくんちはここから電車で一駅分の
わりと近い場所にあります。
だから、この会場のすぐ近くにある駅で
ばいばいしなきゃなんです。はやい。
しろ「俺こっから歩きだけど...
一緒にあるく?笑」
...っておもってたのに。
しろくんから思いがけない提案。
もも「え!歩く歩く歩く! 一緒にいく!」
しろ「どんだけ歩きたいの笑、こっち。 」
興奮して人にぶつかりそうになった
私の腕をぐいっと引っ張って
自分の方に寄せるしろくん。
ぐあ!!!!!!きゅん!!!!()
田舎のほうなので
街灯も全然なくて真っ暗で
星がたくさん見えました。
こういうとき、田舎でよかったなって思います。笑
しろ「ここ星いっぱい見える」
もも「ほんとだ〜〜!
でも墓地あってすこしこわいね」
墓地の近くで木が茂ってるので
結構こわいんですよこの道(´°ω°`)
しろ「トンネル通ってく?笑笑」
もも「いい!!!こわい!むり!やだ!」 ()
しろ「おばけでるよー笑笑」
もも「しろくん楽しんでるでしょ!!」
狭い道ではしろくんが私の後ろに来て
リュックを掴んでくる。
しろ「やっぱ俺がこええわ!むり!」
トンネルの近くまできて
結局断念。
いやほんとあれは出る!!!!、
寒気感じた。(震え)
一駅分2人きりで歩いて
わかったことがたくさんあった。
おばあちゃんちが大阪にあること、
半年前にライブを見に大阪に
はじめてひとりで行ったこと、
映画が好きでよく見に行くこと、
特に字幕で見る洋画が好きなこと、
家に沢山の映画があること、、、
しろくんは話を聞くのもうまいんです。
ぺらぺら喋っちゃいます。
楽しい時間はあっという間。
気がつけば駅がみえる。
もも「ついた〜〜!すこし遠かったね!」
しろ「足疲れちゃった?大丈夫?」
優しい( ; ; )
もも「全然平気!
今日は来てくれてありがとう!
花火しろくんと見れてすごい楽しかったよ。」
しろ「俺も楽しかったよ。またご飯でも行こ!」
もも「うん!いこ!!!(((o(*゚▽゚*)o)))
じゃあ、またね!おやすみ!」
私が電車のホームの改札に入ってから
しろくんはずっと見ててくれて
3回振り返って手を振ると
3回とも振り返してくれた。
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