#11
やっとリョウマ君の登場です。リョウマ君はこの小説を書こうと思ったとき一番書きたかった人物です。
リョウマ君は2年生になってからというもの、バカの道へと進んでいきました。
まずは毎回のようにある先生との会話をご覧ください。
先生「明日は全校集会だから制服を忘れないように」
生徒「はーい」
先生「明日の朝、準備するからな」
リョウマ君「明日何かあるんですか?」
生徒「おい〜!明日全校集会だって!」
先生「リョウマ君、後で集合〜!」
他の日
先生「速やかに下校してください」
みんな「さよなら〜」
次々と教室から出ていく生徒たちがいる中で…
リョウマ君「え、みんな速くない?」
先生「リョウマ君、後でお母さんに電話しとくわ」
リョウマ君「え、ヤバッ」
なんていうことがよくあります。中学1年生のときはもっとしっかりしてたような……あれっ?
全然しっかりしてなかったですね。はい。