僕は死体に恋をした
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はっと目を覚ますと天井は真っ白で自分の部屋ではないことに気づいた。


体を起こそうとすると足に痛みが走った。


「いってぇ…」


痛みに耐えているとガラリと扉が開いた。


「ん!マサ、起きたか!」
「…ショウ?」



ベットの横に置かれたパイプ椅子に座った幼馴染のショウはよかったと俺に笑いかけた。



「俺、なにがあったんだ?」
「事故ったんだよ、車と」
「マジかよ、よく生きてたな自分。てかここどこ?」
「ここは〇〇病院だ」
「…どこだそれ」
「お前んちの近くの〇〇病院だろ?」
「俺んちの近くの病院は△△病院だろ」



二人で顔を見合わせる。

〇〇病院ってどこだ。
ショウがいたから自分の家の近くの病院たと思っていたが、窓から見える景色からして違う。




「…マサ、今って何年だ?」
「いま?…20XX年?」
「…ちょっと先生呼んでくるな」





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