Sweetデートin関西
☆若狭まで海水浴(1/5)
煌めく太陽… 真っ青な空と海 まぶしい貴方の笑顔



私は短大一回生
彼も大学一回生

付き合い出して3ヶ月

彼の名前 拓海
私はさやか

私の友達の由紀の彼の友達だった拓海

紹介してもらってすぐに打ち解けた。4人でBBQしたり…テニスしたり…ドライブ行ったり…ダブルデートが多い

いつもは由紀たちのラブラブぶりに押され気味だけど

今日は二人だけで行く海デート!

家に5時に車で迎えにきてくれることになってる

水着やタオルやビーチサンダル…浮き輪も…
ちょっと荷物多いけど準備万端!

そして…

「おはよっ」

爽やかな笑顔につられて自然と顔がほころぶ

「おはよ♪」

顔が整ってるからか
Tシャツにハーフパンツっていう至って普通の格好なのに似合ってて…さりげなく、お洒落…

私、拓海と釣り合う彼女でいられてるのかな…

今日も私なりにあれこれ考えて服や靴やまだ慣れないお化粧もしてきたのだけど…

助手席に座ってそんなことを考えてると…

「どうかした?元気ない?」

「ううん」慌てて首を横に振る

「運転ひとりで大変だね。ごめんね、代わってあげられなくて…」

「なんで?ドライブ出来て楽しいよ?」

「帰りが心配…疲れてるのに運転って」

「さやかが寝ないでおしゃべりしてくれたら大丈夫」

「寝るわけないやん!」

「そう?じゃ、大丈夫!」

こうやって話しているうちにも、どんどん目的地に向かってる


途中から高速道路に入る

7時を過ぎると真夏の日差しになっていた

カーステを操作して洋楽のナンバーが流れ出す

音楽の趣味が似てるとこも好き

私たちが独り占めしてるような高速道路をスイスイ走る

空は快晴!

「気持ちいいね!」

だんだん気持ちが弾んでくる

「空いてて走りやすい、早く着くかもな」

高速を降りてしばらくすると海が見えてきた

「あっ!見えた!海、海!」

「お〜っ、来たな」

海岸線を走り抜け目的地の福井の海水浴場に到着した

車を止めて…
二人で海に向かう

「うわ〜綺麗!」

「まだ、人少ないな」

朝8時だった
思ってたより相当早く着いた

「着替えそこの更衣室借りよ」

その海の家の人と拓海が早速話てくれてパラソルとかも借りてくれた

着替え終わって更衣室を出ると…

借りたパラソルの下にシートを敷いてる海パン姿の拓海がいた

水着姿を見られるのが恥ずかしい…だけど歩いて近づいた…

見上げた拓海の視線…ドキドキする…

「…さやか…鼻血出そう…」

「え?」

タンキニにスカートのついた水着

新調したの

「変じゃない?」

「…いいよ、すごく」っていいながら真っ赤になってて

私も照れる…良かった…


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