★時の架け橋★
[力士乱闘事件part2!!](1/17)
第二十二章 力士乱闘事件part2!!







美鈴さんとの別れを告げ、私たちは不逞浪士を取り締まるために大阪に向かいました。




美鈴さん……早く帰って来てくださいって言ってましたね…




美鈴のその言葉を思い出すだけで自然と頬が緩み、歩き疲れているにも関わらず足取りが軽くなる総司。





そんな総司を見て左之達が首を傾げる。




左之「どーしたんだよ?何か良い事でもあったか?」




斎藤「どうせ美鈴の事だろう……全て説明しろ」




……斎藤さん。どんだけ美鈴が好きなんですか。




左之「そうだ!!全て言えよ」





何、斎藤さんに乗っちゃってんですか左之さん…




この二人には誤魔化しは聞かないと思ったのだろうか…




総司は仕方ないと言って話した。




総司「実はですねぇ…美鈴さんに沖田さんが居ないと寂しいので早く帰って来てくださいって言われたんですぅ」



ありゃ?仕方ないと言ってながらも自慢気な口調でにやけながら説明しているのは気のせいか…?




自慢する相手を間違えている…



左之と斎藤に言っても、怒りをかうだけだ。

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