★時の架け橋★
[土方の悩み事](1/9)
第十二章 土方の悩み事
土方「はぁぁ…………
俺らしくねぇよなぁ…」
美鈴がいない部屋では土方の低い唸りが響き渡る。
ちょっと前だった。土方が美鈴への好意に気が付いたのは…
美鈴と土方は相部屋だ。
今まで数知れずの女を抱いてきた土方。
相部屋の女を自分の物にするなんて朝飯前と言うほど簡単な事…
土方「なのに…何で手が出せねぇんだ?」
そう。
土方の溜め息の理由は美鈴に対して他の女と同じように接することが出来ないという事だった。
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