片 想 い
[片想い](1/1)



彼とは、小学校から
一緒で、同じクラスで
ただの友達だった。


いや、そう思ってた。





中学校でまた一緒の
クラスになって、
毎日馬鹿やって。
すごく楽しかった。



そしていつの間にか
彼のことが好きになった。


違う。好きってことに
気がついたんだ。





そして中1の終了式、
私は彼に想いを打ち明けた。


だけど、返事はなかった…。



幸い、中2からは
クラスが離れた。



だけど、毎日彼の姿を
みるのが辛かった。





そして、そのまま時は過ぎ、
私たちは卒業を迎えた。



私は地元の高校へ。

彼は電車で通える
範囲の高校へ進学した。





高校へ進学してからは
彼の姿を見ることは
まったくなくなった。



でも、わたしの彼への
想いはなくなることは
なかったんだ。





そして高2の夏、
久しぶりにみた
彼の隣には女の子がいた。



そっか、大切な人が
できたんだね…。





それでようやく私は
決心がついた。



彼へを想うのは
もうやめよう、って。





そして私は、5年の
片想いに幕をおろした。









さようなら、大好きな人…。




ありがとう。













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