ヴァンパイアと人魚姫
[ヴァンパイア国](1/6)
俺は、サラと話をした後月のドアに向かった。


月のドアを潜るとそこには、暗い世界が広がっている。


お互いの血を吸っているヴァンパイアを見ると俺は吐き気がしていた。


城に着くと執事のテッドが門の前にいた。

「お帰りなさいませ。エレス坊ちゃま。今日はお帰りが遅かったですね。」


テッドは俺に頭を下げながら言った。


「ちょっとな…。それよりテッド。父上が居ないときは敬語を遣うなと言っただろ?俺ら幼なじみなんだからさ。」



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