☆2人だけの朝 ( 1 / 14 )
***side美月
♪〜〜
アラーム。。。朝か。
うわー飲み過ぎた〜。。。
記憶無くすとか久しぶりなんだけど。
昨日は閏くんと月くんと飲んでて、月くんが寝ちゃって、山ニイが迎えに来て、閏くんと2人になって、手を握られて、恥ずかしくてレストルームに逃げ込んで、マスターに呼ばれてカウンターに。。。
天井を仰ぎながら昨日を思い出してみるけど、カウンターに座ってからの記憶が思い出せない。
私、失態犯してないよね?
急に恥ずかしくなり、寝返りを打って横を向いた。
「。。。っな!!」
視線の先には、彫刻のように整った顔。
閏くんが寝てるっ!
スースー言ってる!
あ!服は?!
「。。。セーフ」
いや、何がセーフなんだ?
隣に寝てる時点でアウトだよ〜っっ!
閏くんが送ってくれたんだよね。
うぅ〜。
嬉しいけど、この状況が恥ずかしすぎる。
ときめいちゃダメ!
もうシンデレラは現実に戻ったんだ。
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