あいつが逝った空へ
][せな](1/6)
初めて会ったとき
無愛想な奴だと思った
でも
拒絶されたとき
何故か凄く悲しくて
気付いたら
心はあいつに惹かれていた
笑顔を見れば
幸せで
涙を見れば
哀しくて
俺が守ってやりたいと思った
あいつの過去を聞いたとき
俺はそいつに成り代わってでも傍にいたいと思った
1人で抱え込まないで
もっと俺に頼って
俺の中で確実に
お前への気持ちは膨らんでいく
気持ちを俺に向かせたくて
必死になってた
バカみたいに
カッコ悪かったかもしんない
でも
それでも
あいつの1番になりたかったんだ
あいつに
頼ってもらえるような男になりたかったんだ
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