きれいな空〜大学生編
[番外編☆隆弘と真司郎☆](1/4)
隆弘 side


実彩子と千晃が旅行へ出発した


正直、辛い・・・

ずっとそばにいたいし、いて欲しいから

でも、ちょっとは離れなきゃいけないよな


社会人になれば

それが当たり前になる

今から慣れておかないと

社会人になってから気が狂うよ(>人<;)


大げんかして、離ればなれになってから

不安は無くなってはいる


実彩子が俺を大事にしてくれてるし、もちろん俺も幸せにしてあげてるはず!

だから

今回の千晃との旅行も

不安なんてなくて

何よりも嬉しそうに、楽しみにしている実彩子を見て俺まで嬉しくなった



でもいざ離れるとなると

さみしい!

さみしすぎる(>人<;)


俺、明日まで耐えれんのかな?(苦笑)




真「にっしー、顔恐いで?コロコロ色んな表情してオモロイけど(笑)」


2人を見送って

今は真司郎と2人っきり

男2人でどーする?って話し(笑)



隆「お前、寂しくねーの?」


真「寂しいに決まってるやん!」


隆「とりあえず、これからどーするよ?」


真「酒でも買いに行く?」


隆「今日はやけ酒だな(笑)語り明かそうじゃないか、真司郎君!」


真「それは断るわ!」


隆「何でだよ!(笑)」





酒を大量に購入し

昼間っから男2人で部屋にこもる(笑)


飲み始めてしばらくは

就職先の話や、ゲームの話、

ほんっとどーでも良い話ばっかしてた




話は段々とさかのぼり

懐かしい話をし始めた


隆「真司郎と千晃って、たしか高1の時にお互い一目惚れだったよな?」


真「おん!ちゃき、今もやけど制服着ててもめっちゃチビでさ!めっちゃ可愛かった!」


隆「のわりに、最初のお互いの仲悪さは半端なかったじゃん(笑)」


そう

千晃と真司郎

今は本当に仲良しで

喧嘩なんかあんま見た事ねーけど

高1の初めは

お互い好きなのに

気持ち隠して思ってもみない事ばっか言い合ってた


真「あん時はなぁ〜ほら、好きな子には意地悪したりするやん?まだまだ考えが子供やったし、どう接したらえーかわからんかったわ」


隆「千晃、あん時結構傷ついてたぞ?」



真「えっ?そーなん?( ̄▽ ̄)」





- 158 -

前n[*][#]次n
/190 n

⇒しおり挿入


[編集]

[←戻る]