Goddess Around The World ヘラの冒険3 金髪のJUJU(ジュジュ)
[第6章『宇宙戦争』](1/11)
ケイトはジュジュから新兵寮で待機していて、と言われ、それに従った。

そしてジュジュは長遠隔テレパシーで、ママ(太陽系連邦の超最新最高スーパーコンピューター、ビッグ・マザー10000)に事の経緯を伝えた。

それを受けたママは現太陽系連邦総統、メグミ・ラングレーに報告した。

英俊な彼女は先ず、ジュジュと話したいとママに言った。

同時にアンドロメダ星雲の外れにある『木の生い茂る星』に駐在中の15艦の艦隊に

『ジュジュに協力してほしい。

彼女に接触後、新たに作戦を与えるからしばし待て』

と伝えた。

連絡はジュジュの方からしか出来ないから、彼女たちは待つしかなかった。


ジュジュは『木の生い茂る星』の衛星に飛んだ。

“Shying!!Syutatt!”


ゴツゴツした地表面に降り立った。

「アチッ!」

恒星からの直接光により、かなりの高温に晒された!

彼女はすぐに地下の最大級最強の惑星破壊ミサイルの格納庫にショートジャンプした。

制御部に現れ、すぐに在駐の兵士らと戦闘になった!

レーザーガンからの攻撃をバリアで避け、一人ひとりの脳内を破壊していく。

やがてジュジュの他は誰も居なくなった。

「……ふう!」

彼女は一息入れて、新兵寮のケイトにテレパシーした。

『ケイト!聞こえる?』

『ジュジュ!』

『よく聞いてね!これから約3時間後にこの星は滅ぶからね!その内2時間は、ケイト!アンタが心配してた、罪の無い子供たちの救出に使います!』

『うん!アタシの出来ることは!?』

『アンタは大至急一番大きな恒星間移動戦艦に乗ってもらう!』

『!……無理だよ!出来ないわぁ!』

『大丈夫!アタシが全面的にサポートするから!』

『……でもぉ』

『ケイちゃん!時間がないんだ!とにかくそこを出て、宇宙軍港に一番早くに向かって!何回も言わせるな!アタシがサポートするから!!』

『う、うん!分かった!』

ケイトは高速ジェットハイヤーをスペホンで呼び出して、寮を出た。

1分ほどで空を飛ぶ三角形のハイヤーが空中約10mに止まり、縄ばしごを下ろした。

ケイトはそれを昇った。

「ひぃ、はぁ!」

途中で息が切れ始めた。

『確かにアタシ、太ったかも!ジュジュ!ありがとね!』

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