君恋-kimikoi-



君色




好き


幸せすぎて
夢じゃないかと思った

君とふたり並んで
一緒に帰る
君と笑い合う

幸せすぎて全部全部
夢かと思った
夢なんじゃないかと思った


君に抱きしめられたとき
このままでいたいと思った
時がこのまま止まればいいと思った

そうすれば
ずっと君と永遠に
いられると思ったから

幸せだと思ったとき
時が止まってしまえと
何度も願ってしまう

幸せだけを求める私は
ずるいかな

永遠はないのだろうか
君は言った


永遠なんてものはないんだよ


ならば
限界がくるまで
この幸せが
この私の想いが
砕けるまで

君のそばにいる

永遠はないみたいだから

永遠にそばにいる

とは
言えない


だけど
どうか神様
今は、まだ
壊さないで
奪わないで
この幸せを



この人は
私がどうしようもなく
愛してる人だから



...........................



誰にも教えられてないのに
私にも
人を愛すことが
できた



...........................
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