.第7章 淫獣 1/13
(マジック…?)
長年追ってきたあの謎の麻薬がそこに現れたのだ。いや、その正体そのものが、『液体』なのか『気体』なのか『粉』なのかすらわからないものなのだから、そうは断定できない。
「おとなしくして。大丈夫だから。」
咲が少し抵抗しようとしたさやかを制止して、注射器の針を入れた。
注射が終わると、咲は黙って部屋を退出した。
しばらくして、さやかは自分のカラダに起こった異変に気付きはじめた。
-101-
前(*)/(#)次
⇒しおり挿入
⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?
[
編集]
←
戻る