絶対不可欠彼氏!
♪華と純情くんの会話(1/22)

♪華雪




舞踏会まで3週間を切った。



辺りではいつもと変わらない空気だけど、一部ではダンスの相手とかで盛り上がってる。




そんな様子を片目に、私はまた机に伏せる日々を過ごしていた。






「華雪、お客さんだよ」



「お客さん…?」






誰かと思って顔をあげると、そこには修大が。



…立ちかけた体を机に戻す。


何だってわざわざクラスに来たの…!?



何となく無視した。






「…いいの?」



「関係バレるくらいなら、無視した方がマシだよ」



「でも……あっ!!」






遥の声にビックリしてまた入り口に目を向けると、なんと修大が教室の中に!!



教室の中は女子生徒の奇声で溢れ返る。



私は知らないふりをして、急いで伏せた。




…だけど足音は確実に近付いてくる。



もぅ〜何なのよぉ!!(泣)








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