絶対不可欠彼氏!
♪華と中心柱の空間(1/13)

♪華雪





「ちょっと…

華雪、大丈夫?」



「……へ、き…」



「顔色真っ青だよ…」






ここのところ、体調が悪くて保健室通いが続いていた。



やっと授業に出れるくらい体調がよくなったと思えば、またすぐに悪くなる。




今日も頑張って授業に出たけど、その科目が体育じゃ…



何も出来ない。





今日の体育は、珍しくA組と合同。



そこには修大、阿部君、そして将汰…




頭がクラクラするほど堅苦しい面子だった。






「はぁ……」



「ホントに大丈夫?」






頭痛と吐き気に襲われながら、私は修大に見られないように影に避けた。




肩を支えながら、遥が一緒に歩いてくれる。








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