[2] 始動 ( 2 / 8 )
飛び出してすぐオレは柔らかいものにぶつかった。
「おう。おはよう。その様子だと体調は良さそうだな」
ぶつかったものの正体が分かった途端、オレは慌てて身を引いた。
そこにいたのは、水色の髪にエメラルドグリーンの瞳を持った小顔で顔形の整ったスタイル抜群でキレイな女性だった。
誰…?
普通、誰でもそう思う。
だが、この独特な口調は…、
「ファン…さん…?」
「おう。…あぁそうか。昨日は一度もフードをとらなかったからな。改めてよろしくな」
よろしく…って何を?
「あの、まだオレ話がよくつかめてないんですけど」
「おう。忘れるとこだった。お前にはいろいろと説明することがあるんだったな」
「忘れないでくださいよ、ファンさん」
「おう。ところでレオン何で敬語なんだ?オレに敬語を使うのはルーナディアだけにしてくれ。堅苦しくてたまらない」
「え?あ…。えと」
なんでファンさんに敬語を使い始めたのだろう。
不思議だ。
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