[0] プロローグ ( 1 / 2 )
魔法評議会 本部/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ホントに辞めるの?レオン」
評議会、この国の政治の一切を執り行う最高機関。
その一階ロビーで、オレは呼び止められた。
オレが振り向くと、そこにはオレと同い年の黒髪の少年がいた。
「カイルか…。あぁ、辞める。この仕事が終わったら、辞めると上にはもう言ってある」
オレは、静かにそう答えた。
「止めても…無駄なんだろうね…レオンは昔からそういう奴だし」
「すまないな。オレにはちょっとここは居心地が良くないんでね」
「相変わらずだね…。うん、いってらっしゃい、レオン」
「あぁ、行ってくる」
そう言ってオレはカイルに背を向け、出口の方に向かう。
「あ、そういえば、その仕事って何?」
後ろから再びカイルの声がしたので、オレは振り返らず、答えた。
「お姫様の護衛」
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