モノクロームリベリオン
[白と黒の対立篇 戦闘開始](1/6)
翌日、戦いが始まった。
近くの壁の端が削られる。念動力による攻撃だ。壁などに身を隠しながら少しずつ前進する。後ろの壁に穴が空く。当たってたらやばかった。そうして少しずつ前進し、なんとか敵の能力者がいる最前線にたどり着いた。
「ここなら能力が使える!」
小夜が敵の懐にテレポートし、反撃の暇さえ与えず峰打ちで倒す。さらに遠くから飛んできた銃弾の軌道を予知し、刀で弾いた。そうしてあっという間に五人を倒した。俺も能力を使う。こちらを狙っていた奴らが宙に浮かび、互いに衝突する。殺さずに倒すにはこれが一番だ。まとめて十五人程倒した。
「姉貴、後は任せたぜ」
「風音って子を見つけて狙撃すればいいんだろう?わかってるよ」
姉貴が走り去っていく。目の前の敵を倒しながら進んでいくと敵の本拠地が見えてきた。
「あれがそうか」
その時、大量のオートマトンが現れた。
「!」
オートマトンは一斉に発砲した。あわてて物陰に隠れる。


- 20 -

前n[*][#]次n
/35 n

⇒しおり挿入


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?

[編集]

[←戻る]