モノクロームリベリオン
[白と黒の対立篇 新たなる戦い](1/3)
数日前の話だ。俺が生徒会に利用されていた事を小夜に話した。すると、
「そんなのおかしいよ!」
小夜は激怒した。
「そんなに怒る程の事か?」
「クロは優しすぎるよ。私は生徒会を倒すべきだと思う」
生徒会を倒す事なんて考えてもいなかった。でもそれくらいしてもいいのかもしれない。じゃあやってみるか。確かにあの会長には少しムカついている。それに何より風音に裏切られた事がいまだに忘れられない。だから風音に仕返ししたい。
こうして個人的な恨みによって俺達の新たな戦いは始まった。まずはレジスタンスの残党を味方につける所から始めよう。生徒会の治安維持部隊に対抗する為にはそれくらいの戦力が必要だ。さっそく交渉しに行こう。
結果的に交渉は成功した。最初は怒っていた彼らもその方が有益だと理解したらしい。戦力は確保した。次は風音を何とかしないとな。風音は青山の能力を吸収してランク7になった。そうなると当然能力の使えない戦いになる。

- 17 -

前n[*][#]次n
/35 n

⇒しおり挿入


⇒作品レビュー
⇒モバスペBook

[編集]

[←戻る]