わたしは凡人です。
あたしは凡人、(1/1)
あたしは凡人です。
どこにでもいるような
女子高生です。
特別可愛いってわけでもない、
勉強も運動も全然できない。
親にも友達にも
迷惑は何回もかけます。
優越感を得ようとします。
人を好きになり、恋愛もします。
悩み、自己嫌悪に陥ります。
ストレス発散するために、
泣きます。
友達と学校を抜け出し、
先生に怒られます。
そんなあたしは、凡人であり
たった1人の人間です。
好きな時に笑い、怒り、泣く。
自由な人間です。
困ったら助けを求め、
困っている人がいたら手を差し伸べ
共生するこの醜く美しい箱の中で
今を生きている、
箱の中にたった1人しかいない
人間です。
最終的には絶体絶命から助け出され
家庭があり、友達がいて、服が着れ
学校に行くことができ、
ご飯が食べられ
今もこうして在ることができる。
幸せな人間です。
そして時には
そんな幸せさえも分からなくなる。
幸せの中にいるから、
幸せというものを見失う。
そして、自ら
小さな不満を振りかざし
幸せを遠ざけ
自分を消そうとする。
悪くない誰かを苦しめ、傷つけ
自分までも傷つけると共に、
ここにいることを主張する。
誰かを憧れ、嫉妬し、憎む。
ずるい人間です。
そして後から気づくのです。
自分が無責任にとった酷い仕打ち。
本当は誰もが傷つくことを
知っていたはずなのに・・・
そうやって独りになって
罪悪感と後悔がつきまとう。
そして、新しいスタートを切る。
そんなあたし。
長い人生の中で
誰かと出逢い、その誰かを愛し
世界を愛する。
生きる中で、たくさんのことを
学び、気づき
悲しくなったり
苦しくなったり
暖かくなったり
寂しくなったり
そうやって感じることが
できるあたしは
凡人であり、
幸せです。
そして、あなたも。
‐END-
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