恋愛スクラップ
[別れの瞬間](1/15)
中学生最後の夏休み前日
「好きです。付き合ってください。」
下駄箱の前でコウタに告白された
隣で友達はキャーキャーとはしゃいでいる
下駄箱の陰からクラスの男子が覗いてる
断る理由はなかった
それに断れる空気でもなかったから
コクンと頷いた
その瞬間、陰からこちらを伺っていた男子たちはコウタに飛びかかって
隣にいた友達はさらに大きな声でキャーっと言った
コウタは照れたような顔で笑っていて
そんなコウタを見ていたら心臓が小さくドキドキと騒ぎ出した
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