夢日記
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こっちに近づいてくる足音。
あたしはとっさに寝たふりをした。
サッ
勢いよく開けられるカーテン
思わずびくついてしまいそうになる。
「水野さん、起きて」
さっきとは全然違う優しい声。
ゆっくりあたしの体を揺さぶる斎川くん
「んー…」
我ながらよくできた演技だとおもう。
多分バレてない。
「体平気?」
そう気遣う彼に恐怖を感じた
「んー…何時…?」
「3時半だよ」
放課後になってたのね
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