夢日記
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はあはあ

お母さんの逃げてという叫び声で


やっと体を動かし走って行った。

さっきのイルカと少年がいたところまで。


なにがなんだかわからなくて、怖くなって、

さっきまで赤くなってほっとしていた空なのに
今は不気味でしょうがない。

やっと建物が見えてきてスピードをあげた。

足がもつれているけど、
それでも止まることが出来なかった。

少年に助けを求めることしか頭になくて、


なにも躊躇せず、そのまま建物に駆け込んだ。


そこには


先ほどまで dreamsとかかれていたのに、



いまでは Pathetic land...

   悲愴の国


そうかかれていた。


それに気づかず、私は少年を探しに行った。


そして、目の前の光景にやっと


足を止める事ができた。


というより、動けなかった。




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