散り桜
[第5章](1/22)
慶応2年、幕府の立てた制札が引き抜かれる事件が頻発し始めた
三条大橋の西詰北に立てられた制札が3度に渡って引き抜かれ、鴨川に捨てられていた

制札の警備が命じられ、新撰組は三条大橋を中心とした三拠点に隊士を配置
いつでも包囲体制をとれるように準備を整えていた

912日に土佐藩士8人が三条大橋西詰に出現し、制札を引き抜く動きを見せた
捕縛を試みたものの、5人の土佐藩士を逃した

事件後、参戦した隊士達には左之さんの20両を筆頭に、会津藩から恩賞が与えられた




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