散り桜
[第3章](1/32)
朝に試衛館を出た私達は昼頃に合流した
私達が到着した頃には既に人が集まっていた
「なんで女がこんな所にいる?」
「さあな。でもよく見れば凄い美人じゃねぇか」
私を見てコソコソと話す男達
「舞桜、気にすることないよ。僕が側にいるから」
『総司ありがとう』
男達からなるべく姿が見えないようにそっと背後に私を隠す
目の前に見える総司の背中
昔は私とあまり身長も変わらなかったのに、いつのまにか背が伸びて私を簡単に隠せる
総司が私と違うという事を改めて感じた
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