君の声―番外編―
[2人のその後](1/13)


6年っていう長くも短くも感じる時間の中、君を思わなかった日はない。

勉強してる時も、ごはんを食べている時も、眠りにつく前も、君のことを考えていた。

嘘偽りなく笑っているだろうか。

苦しくて泣いていないだろうか。

俺はただただ、君のことを思っていた。

こんなことを言ったら、君は大袈裟だって言うかもしれない。

だけどね、俺は今までこんなに人を愛したことがないんだ。

だから、どの程度までが限度なのかはわからない。

そもそも、人を好きになるのに限度とかそういうしがらみなんていらないんじゃないかな。

…なんて、こんなに難しい話を君にしたってわからないか。

…いやいや、馬鹿にしてるわけじゃないよ。これはただの俺の戯れ言。それを君に聞かせてるだけ。

…理解しようとしてくれるの?ありがとう、君のそういう素直なところが好きだよ。

…照れちゃって。可愛いなぁ桃華は。

 



【2人のその後】




- 27 -

前n[*][#]次n
/39 n

⇒しおり挿入


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?

[編集]

[←戻る]