交際0日婚ですが何か?

初めて、なう(2/7)




















清々しい朝だ。



色々気になってるとは思うが、完結に言おう。


エッチしました。





今これみよがしにでかいダブルベットに

杞紗が、むくれてゴロゴロしている。


ちなみに裸ね。


初めてがなかなかに痛かったうえ
二回戦までやっちゃったから激おこプンプン丸になっている。
我慢してた反動だよ。一回で終わるわけないじゃん。


「・・・杞紗ちゃん、ちょっと落ち着きなさい。」

「痛いんですもん。足も腰も!」

「ごめんって」

「チャラ男のくせに痛くない方法とか知らなかったんですか」

「いや、俺も初めてを相手するのが初めてだったから」

「うまいこと言うな!」


枕を俺の顔面にぶつけようと投げるも、
足腰の痛みにぎゃあ!と叫んでベッドに沈む杞紗。

なにこいつ自爆してらぁ。笑える。


「うっうぅ、痛いよぉ」

「はいはい、こっち来い」

「うえぇぇん」


掛け布団の中をコロコロと転がって俺の隣にやってくる。
ベッドに肘をついていると、左腕を伸ばせと催促するので
言う通りにしてやれば、そこにコテンと頭を乗せてきた。
腕枕して欲しかったのね。


「腰さすってください。」

「・・・また盛っちゃうかもよ。」

「おじさん性欲すごいですね。」

「おじさん言うな」


杞紗を抱き寄せて腰を撫でてやる。
昨日も思ったが、さわり心地抜群の肌だ。
玉の肌ってこういう事を言うんだろう。
色も白いから、キスマークもつきやすい。
おまけに杞紗はやはりチビのわりに胸があった。
ウエストが細いぶん余計に胸が目立つ。
普段体の線があまりでない服を好んで着ているが、
脱ぐとなかなかに極上ボディだった。


「チェックアウト何時です?」

「10時だな。」

「まだ3時間もありますねぇ。」

「イチャイチャしてりゃすぐ過ぎるって」


ちゅっとおでこにキスしてやると、こっちも。と口を突き出してくる。
くそ可愛いやつめ。
唇にちゅっちゅしながら、昨日の事を思い出す。


車でできるだけ近いホテルに駆け込んだ俺達は、
ルームキーをもらい、部屋についた途端ベッドになし崩れに沈んだ。
「シャワー!」と叫ぶ杞紗の声も無視して、キスでドロドロに思考を溶かしてやった。

その後はまぁ、だいたい想像つくよね。

苦労したのは俺のをinする時だ。
杞紗は体が小さいので大変だった。


『痛かったら手上げてね』

『はい』(両手万歳)

『いや、一ミリもまだ入ってねぇよ』

『もう見ただけで痛い』

『・・・女は度胸だ!!』

『ぎゃあ!手あげる意味ないじゃないですか!』


と、だいぶビビってたけど
最終的に全部入ったし、後半からは痛みも和らいだみたいで
ちゃんと感じてくれてたから安心した。

体の相性もバッチリだったね。

てかマジ気持ちよすぎてやばいわ。
これからおっさん柄にもなくがっつきそう。






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