磁石と私。
§[病気を告げましょう](3/11)
「なんてメール?」
私は琴袮に聞いた。
「えっと…明日の連絡…
授業が午前までだって…
小中と…
川上さんに伝えといてって…
今日、川上の病院いくっていってたから…だって。」
え…?
私の名前が出てきて驚く。
山内くんは全てを知ってるんじゃないかと思う。
琴袮が返事を返す。
しばらくすると山内くんから返事がきた。
「俺もお見舞い言っていいか聞いてくれる?だって」
私はますます驚いた。
「いいよって伝えて…?」
私は琴袮に言った。
琴袮がまた返事を返す。
山内くんは返事が早い。
すぐに返事が返ってきた。
「せんきゅ。
あ、王子様もくるから。」
王子様…
「王子様って誰…?」
刹那が聞く。
「さぁ…?」
私は王子様が誰か分かった。
けど言わないでおいた。
そこから約20分後に"山内くんたち"が姿を現した。
山内くんと一緒に現れた王子様…
それはやはり辻中くんだった。
琴袮が驚く。
「海里の王子様って、えっ!?
辻中くん、えっ!?
もうそういう関係なの!?」
「はぁ?」
辻中くんが驚く。
私は冷静に笑いながら否定した。
その笑い声のあとに、沈黙が流れた事は言うまでもない。
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