少年ルシは夢を見る
[奇襲](1/6)

会議だなんだと、集まっては見たがもう全員の覚悟は決まっていた。

アイズが立ち上がり口を開ける


作戦はそのまま 続けることになった。


各自役目を果たせるよう 今は休め

ただそれだけだった


ガタンッ

よほど眠かったのだろうか。


そんな大事な作戦を前に スッキリしたはずのルシの頭によぎる 事があった




鈴寺 ちひろ の存在である









ルシにとってちひろの存在は未知で、そして自分を変えてくれた恩人でもある


そんな存在ルシは何か違和感を覚えるようになった。
それが何か、ルシにはよくわからない



アイズ「寝ろと、そういったはずだが」
ルシはアイズを訪ねた。

ルシ「魔法を、天童から魔法を貰ってから何か変化はなかった?」

アイズ「魔法を使えるようになったんだ、大きな変化と言えると思うが。言いたいことは違うみたいだなんーーそうだな」

アイズは考える。魔法をもらったときの事を

アイズ「天童が畏怖すべき存在に思えた。奴自身の言動から何からは軽いのに、相対すると従うしかなくなるような、そんな感じか?」

ルシ「それは変化なのかな?」


アイズ「分からない。現に今は克服して裏切ってるわけだし。ただそれを考えたことはなかったな。そうか魔法を無条件に与えられるのはもしかしたらそれがあるかもしれないな」


ルシ「俺も多分、その感覚がある」





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