少年ルシは夢を見る
[vsシープ](1/6)


和気藹々とは言い難いそれでも少しずつ話は進む、そして話が終わったあたり
エニグマ「何か近づいてくる。ばれた?」

エニグマは壁の方に視線を向けていた

アイズは首のバンダナに手を置く
アイズ「俺とグリムが行く待っていろ」

エニグマ「いってらっしゃい。ってこの子と一緒にいてもなぁ

ファル「?」

ルシ(?分からないが奴らの反応は確信に近いものだった。この女の魔法は探知が可能なのか?)

エニグマ「貴方とファルちゃんをいち早く敵から逃がせるのが私だから私を残した。まぁ理には叶ってるけど」

建物が揺れている。

エニグマ「どうやってつけてきたのかまったく不思議でしょうがない」


ルシ「うしろ!」


エニグマ「え?」



ザクッ




肩に斧が食い込んでいるだが深くはない。と思う

エニグマがヤラレっぱなしだったかと言うとそうゆうわけではない


その相手に一撃いや二撃与えていた


エニグマ「あんた


「フシュウ」 ただの黒髪の地味目な20代の男性。だが背中が異様に膨らんでいる 両手には斧 そして顔には赤い亀裂が入っている

バケモノ


ヒュッ


エニグマは投げられた斧をかわすと壁を殴りつける

エニグマ「ファルちゃんの耳塞いで!はやく!」

咄嗟に従う


まるで洞窟でドラムでも叩いたような爆音が響く
ルシ「ぐぁぁぁ!」

ふざけるな。妹の耳を塞いだら俺がくらうじゃないか


「鼓膜は破れてもいい」


耳から血が流れる相手


「ゼット 俺はゼット


エニグマ(ここまで近寄られて気づかなかった相手気配を探知できない相手だってすぐにわかる。なら私の魔法も知っていて不意打ちをしてくることも気づけたはずだった)


エニグマ「判断を間違えたのね」


相手はおそらく複数人アイズ達なら大丈夫


ならこっちは ゼットに集中するだけ



エニグマは50cmはあろう包丁をいつの間にかもっていた


ルシ「俺も何か」


エニグマ「あんたは妹を守るために戦うんでしょ?。大丈夫、私がなんとかするから」




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