夢薬(ゆめぐすり)

[【夢薬】の隠されたルール](1/5)

学校に着いた。

拓海があいさつしてきたから

さっそく拓海に聞いてみた。

雄馬｢【夢薬】を２個使ったんだけど

１個目を使ったときは

本が１冊しかなかったのに

２個目は３冊もあったんだ。

置いてある紙に説明が書いてあったけど

イマイチ理解できなくて。

どうして本の数が違うんだ？｣

拓海｢う～ん…手になんて書いて寝た？｣

雄馬｢えっ…と。１個目は友達の拓海の彼女について知りたいって書いた。

勝手に調べてごめん｣

拓海｢別にそれくらいならいいよ。

んで２個目は？｣

雄馬｢……穂乃加が俺をどう思ってるかだけを知りたいって書いた｣

拓海｢…お前穂乃加さんが好きなんだ｣

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