今も隣にいるキミに
 今も隣にいるキミに (2/19)
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朝、奏介はいなかった。



いつもは起こさないと起きないくせに、なんて思った考えは、枕元に置かれた1枚の紙に打ち砕かれた。



【友芽へ】



とだけ書かれたそれに、昨夜、奏介は寝てないのかもしれないと思った。



奏介から、手紙をもらった事なんてなかった。



嫌な予感に、見ないで破いてしまおうなんて考えが頭を行き来する。



二つ折りにされているその紙を取ると、カサッと音がして、裏にも文字が書いてある事に気付く。



【絶対に読むこと!!】


奏介らしさに、フッと笑みが漏れた。



きっと、わたしが読むのを戸惑った事も、奏介にはお見通しだ。



そして、わたしは、ゆっくりと、手紙を開いた。





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し お り
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