朝、奏介はいなかった。
いつもは起こさないと起きないくせに、なんて思った考えは、枕元に置かれた1枚の紙に打ち砕かれた。
【友芽へ】
とだけ書かれたそれに、昨夜、奏介は寝てないのかもしれないと思った。
奏介から、手紙をもらった事なんてなかった。
嫌な予感に、見ないで破いてしまおうなんて考えが頭を行き来する。
二つ折りにされているその紙を取ると、カサッと音がして、裏にも文字が書いてある事に気付く。
【絶対に読むこと!!】
奏介らしさに、フッと笑みが漏れた。
きっと、わたしが読むのを戸惑った事も、奏介にはお見通しだ。
そして、わたしは、ゆっくりと、手紙を開いた。
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