山田注意報ワ
★[おいでませ☆演劇部!](1/10)
入部した翌日。
演劇部へと向かう俺の足取りは軽かった。
今日から華子先輩と一緒にいられるのかと思うと、どきどきして、嬉しくて、いてもたってもいられなかった。
俺のいきなりの変わりように、俊は驚いていたみたいだったけど、俺がやる気になったのを見て、喜んでいた。
「一人で入るのはさみしいと思ってたんだ」、とか、「いっち―なら入ってくれると思ってた」とか言って。
別にお前のためにはいるんじゃねーよ!
部室へ向かって歩いて行く道すがら、俺は華子先輩のことについて俊に聞いてみることにした。
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