Sevens外伝〈2〉〜空の音と穏やかな鎖〜
[さて、どうしようか](1/5)





朝目が覚めて、ベットから降りる。服を着替えて、リビングに。

リビングには、2人の姉が眠そうにしながら座っていて、俺は朝食の準備をする。あ、今回の話は俺、豊浦 和也目線なのでよろしくおねがいします。俺は彩香じゃないから、メタいことはこれ以上言わないよ。

現在両親は海外に赴任中。姉さん2人には生活スキルが無いから、両親がいない間は俺が家事をする。


和也「ほら、美咲姉さん。穂夏姉さん。朝飯出来たよ」


簡単な朝食を作り、姉さん達に出す。匂いにつられてか、若干目が開いてきた。


美咲「んあ…和也?」

穂夏「ふぁ…朝ぁ?」


俺の姉。美咲と穂夏。俺の2つ上で、大学2年生。双子の姉妹だ。


和也「そうだよ、朝飯。俺今日出掛けなきゃいけないから、後はよろしくね」


エプロンを外して、準備をしておいたカバンを持つ。


美咲「今日日曜よー…?何か用事でも……あー」


あ、美咲姉さん思い出したな……めんどいから早く行こう……


穂夏「あー!今日はデートかー!そうかそうか〜 楽しんでおいでねー!」


穂夏姉さんも気付いた……こうなると本当に面倒だからな…


和也「うるさいな。行ってきます!」



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