さしゆき小説 長編
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付き合って3日目






プルルルル




仕事へ行く準備をしていた
由紀の携帯がなった




由紀「もしもしー」


莉乃「由紀おはよー」


由紀「おはよ、莉乃
朝に電話久々だね」



付き合ってから毎日朝と夜に
電話するのが日課

でもお互い仕事があるから
なかなか時間が合わない



莉乃「ほんとだね
忙しいもんね
ぁ、明日取材あるから
今日のうちにそっち帰るんだけど
夜空いてる?」


由紀「んーと、撮影が夕方までの予定なんだけど
夜は空いてるよ」


莉乃「ほんと?やった!
ご飯いこー?」


由紀「うんっ!」


莉乃「あの、やっぱり由紀のお家行きたい


由紀「私の?ちょっと散らかってるけど
それでもいいならいいよ?」


莉乃「やった!
そんなこといって散らかってないでしょ笑」



由紀「いや、ほんとにやばいの笑
もしかしたら莉乃が先に着くかもしれないから
鍵ポストにいれておくね?
部屋番わかるよね?
ロック番号は莉乃の誕生日/
あと家は鍵さしてから
暗証番号いるんだけど記念日ね//」

(暗証番号を誕生日と記念日にしてしまう
すごいベタなことしてしまった//)



莉乃「ぇ、めっちゃ嬉しいんだけど//
私も変えよっかなー/」


由紀「なんか恥ずかし/
ぁ、やばいっ、仕事行かなきゃ」


莉乃「ぁ、うん!
じゃあまた夜ね」


由紀「うんっ!行ってきます」





電話を切り
仕事に出掛けた








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