DOOR〜自宅からの脱出〜
[脱出ゲーム2](1/4)


痛い......。

体全体が痛い。

寝違えたのか?

てかアラーム鳴らなかったな。壊れたんだろうか。

学校は休みだから問題ないけどな。


「おっきろーー!」


母さんか。

うるさいな。

せっかくの休日なんだ。

まだ寝れるはずだ。


「起きないと朝メシ抜きだぞー」


........それはまずいな。

朝メシ抜きはきつい。

にしても母さんの声がいつもより高い気がする。


「起きないとぶっ殺すぞー」


随分と物騒な起こし方だな。

朝メシ抜きから飛躍しすぎだ。


「起きろっつってんだろうがゴラァァ!!」


「はい、すいません!起きます!起きますって!」


ごめん。現実逃避しようとしてた。

朝起きたら元に戻ってんじゃね?とか思ってた。

でも硬い地面で寝てると分かった時点でね、もう分かってたからね。


「ほら、行くよ。わざわざ荷物をまとめといてやったんだから」

「あれ?朝メシは?」

「あるわけないでしょ。これで我慢しなさい」


差し出されたのは昨日開けたポテチ。

しけっていた。でもおいしかった。


「なぁこのままだと俺ら餓死するぞ。早く食料を見つけないと」

「だから先を急ぐの」


そして躊躇することなく雅美は扉を開けた。


「眩しっ!」


視界が真っ白な光でいっぱいになる。

やがて目が慣れてくると、目の前には.......


「なんだこれ?」


見渡す限りドア。

ドア、ドア、ドア。

真っ白なドアでできた部屋が広がっていた。










- 7 -

前n[*][#]次n
/10 n

⇒しおり挿入


⇒作品レビュー
⇒モバスペBook

[編集]

[←戻る]