君だけを
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・千晃side















────♪〜♪〜






千「ん…」










部屋中に鳴り響くアラームの音で目を覚ます。




時間を確認すると、まだ午前8時。









…今日は大学お休みだし、まだ寝れるじゃん。



二度寝できる幸せを感じながら、もう一度布団に潜ろうとしたあたしは思い出す。


















千「あぁ…駄目だ、隆くん起こさなきゃ…」







今日の撮影がここから近いスタジオだからと言って結局泊まった隆くん。








10時集合だから8時には起こしてねって、自分で起きろよ!!と思わず突っ込みたくなるような言葉を残して昨日は寝たんだっけ。















まだ寝てるであろう隆くんを起こしに、隆くんが寝ているお兄ちゃんの部屋へと向かった。





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