彼女の愛した方程式 囁きは甘く(1/2)


 ループする0。
 ループする、声。


 年甲斐もなく、……歳を重ねたからこそ『縁』とかそういうものに憧れていたのかもしれない。

 夢中になれるものなんて、そうないと思っていたから。


 その声は麻薬のように、じわんと拡がってわたしを支配してしまうんだ。

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