拾われた彼

§[豹変](1/4)



樹紀がきて2週間たったある日。



樹紀の様子が変わった。




朝………。

いつものように朝ご飯が出来たと起こす。


「うん…分かった…」

そう言って樹紀が起きたのを確認して台所へと向かった。



しばらくして樹紀がおりてきた。



「…まだ食べてなかったの?」


「あ、うん…」


「これからは先に菊世、食べてていいから。」

そう言うと樹紀は席について手を合わした。



あれ…?
いつもなら、
"俺の事待っててくれたの?
良い子良い子〜
そんなに俺と朝ご飯食べたい?"

とか言いそうなのに。


「………」

「………」


沈黙。
居心地があまりよろしくなかった。
樹紀…風邪ひいた…?


そう思って向かいに座る樹紀をまじまじと見つめていた。


「…何」


聞こえるいつもより少し低い樹紀の声。


「あ、いや、なんでも…」

「あ、そう。」



樹紀………?
なんでそんなに冷たいの…?




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